参照:アマゾン
「BANANA FISH」がアニメ化されるんですね!
アニメ化となると、当然声優のキャスティングが気になります。
それぞれのキャラの世界観を壊さない声優陣の発表が待たれるところです。
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もくじ
2018年フジテレビ”ノイタミナ”ほかにてアニメ化決定
原作:吉田秋生「BANANA FISH」
監督:内海紘子(「Free!」)
シリーズ構成:瀬古浩司(「いぬやしき」)
キャラクターデザイン:林 明美(「同級生」)
アニメーション制作:MAPPA(「ユーリ!!! on ICE」)
という布陣でアニメ化される「BANANA FISH」。
俄然、期待が膨らみますが、やっぱり気になるのはその声優陣。
アニメ公式HP http://bananafish.tv/
Twitter https://twitter.com/bananafish_tv?ref_src=twsrc%5Etfw&ref_url=http%3A%2F%2Fbananafish.tv%2F
もオープンされ、随時最新情報がチェックできます。
ファンの反応
ファンにとって、待望の「アニメ化」ではありますが、
原作の世界観をこよなく愛するファンだからこその思いが募ります。
私自身の個人的な思いが過不足なく代弁された
ツィートの数々が目を引いたので、私見たっぷりなチョイスでご紹介します。
まさにそのとおり!なつぶやきの数々にかなり共感してしまいます!笑
そして、否応なしに盛り上がってしまう作者コメント!!
と、個人的に刺さって笑えたのが、この一言!
”「BANANA FISH]のアニメ化で、TLのアラフォー女性が荒ぶっておる。”
ええ、返す言葉もありません^^; 笑
原作のモチーフとなったサリンジャーの短編小説も若かりし日に読んだもの。
サリンジャーには高校のときに『ライ麦畑でつかまえて』で出会って
大学の時に、『バナナフィッシュにうってつけの日』は読んだかな。
カフカやサリンジャーに共感し、
行き場のない思いのつかの間の居場所を見つけては
またしぶしぶ現実を生きる、みたいな日々を繰り返していた若い頃。
そんな、こじらせ系女子の原型みたいな者でも
アラフォーともなるとまあまあ生きやすくなったな。笑
なんて感慨もこみ上げてくる「BANANA FISH」アニメ化のニュース。
最近、感慨深いことがやたらと増えました。笑
ここで、軽く原作のモチーフとなった作品をご紹介します↓
J.D.サリンジャー
『バナナフィッシュにうってつけの日』
画像参照:Amazon
原題:A Perfect Day for BananafishはJ・D・サリンジャーの短編小説。
短編集『ナイン・ストーリーズ』(1953年)の1番目に収められています。
『ザ・ニューヨーカー』編集部に高く評価され、
サリンジャーが作家として注目されるきっかけにもなった作品です。
あくまで私見ですが、この作品をひとことで言うと、狂気をめぐる物語です。
虚偽、欺瞞に満ちた世界に順応できない主人公の青年が狂っているのか、
現実の悲劇(戦争)などなかったかのように虚栄で満ちて過ぎていく、
主人公を取り巻く世界の方が狂っているのか・・・
読みふけっていた当時の私は、もちろん(?)
この世界がおかしい!と思っていました^^;
日々生きていると、今でもそんな思いが浮上する出来事はままありますが、
それでも折り合いをつけて幸せに生きる術も
年の功から身につけた今日この頃です^^
ご本人が読む前からのネタバレは本意ではないので、
私見たっぷりの紹介にすぎませんが、
興味のある方はぜひ手に取ってみてください。
作品のモチーフに加え、作者が当初キャラクターデザインのモチーフにした
実存の人物をご紹介します。
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アッシュのモデル(キャラデザインのモチーフ)は?
『オフィシャルガイドブック BANANA FISH REBIRTH』(2003年小学館刊)のなかで
作者である吉田秋生さん自身が各人物のモデル(キャラクターデザインのモチーフ)として、「当初アッシュはステファン・エドバーグ、英二は野村宏伸、オーサーはスティングだった」と明かしています。
アッシュ・リンクス(Ash Lynx):ステファン・エドバーグ
スウェーデン出身の元男子プロテニス選手です。
スウェーデン語の発音では、ステファン・エドベリ。
身長188cm、体重77kg
「グラスの貴公子」と呼ばれるほどのハンサムで、
ルックスだけでなく、その並外れた強さがカリスマ的カッコよさをさらに際立たせます!
サーブ・アンド・ボレーで世界の頂点に立ち、
ATPツアーでシングルス41勝、ダブルス18勝を挙げ、
シングルス・ダブルスとも世界1位になった数少ない選手のひとり。
ルックスも強さもアッシュのモデル(デザインモチーフ)にピッタリだと
今でもそう思うのは私だけでしょうか?^^
「BANANA FISH」の連載当時、現役時代のステファン・エドバーグ
こちらは2012年のステファン。
相変わらず紳士然としていて素敵です!
アッシュ・リンクス(Ash Lynx):野村宏伸
1984年の映画『メイン・テーマ』のオーディションで優勝して俳優デビュー。
このデビュー映画で日本アカデミー賞新人賞を受賞しています。
『教師びんびん物語』などの「びんびん」シリーズが懐かしいですね^^
童顔で柔和な雰囲気が英二にマッチしている気がします。
「BANANA FISH」の連載当時の野村宏伸さん
画像参照:Neverまとめ
フレデリック・オーサー:スティング
1977年にロックバンド「ポリス」を結成し、ベーシスト兼ボーカルとして活躍。
ポリス活動休止後はソロ活動、グラミー賞など数々を受賞し、
俳優としても知られているスティング。
やんちゃな雰囲気とタフさと野望を持ち合わせたところが共通点でしょうか^^
画像参照:http://diskunion.net/indiealt/ct/detail/AW121022-ST1
たしかに、
作者である吉田秋生さんが各人物のモデル(キャラクターデザインのモチーフ)としただけあって、3人ともバナナフィッシュのキャラの世界観を体現していますね~。
って、逆説的ですが。笑
では、最後に舞台化されたときのキャストのご紹介です。
舞台でも、バナナフィッシュの世界観については賛否両論ありましたね・・・
バナナフィッシュは1994年の初夏と1995年の初夏にはラジオ番組が
2005年、2009年、2012年には舞台化されています。
舞台化でのキャスト
2005年、2009年にはアクサル(Axle)により舞台化
2005年
アッシュ・リンクス:柄谷吾史
奥村英二:斎藤准一郎
ディノ・F・ゴルツィネ:田中照人
李月龍(ユーシス):斎藤洋一郎
マックス・ロボ:松木賢三
伊部俊一:山本健史
ショーター・ウォン:古川貴生
フレデリック・オーサー:加藤巨樹
ケイン・ブラッド:田倉伸紘
アントニオ・ジェンキンズ:日ノ西賢一
チャールズ・ディキンソン:内藤悠一
シン・スウ・リン:梅林亮太
ブランカ:吉谷光太郎
Drマナー他3役:谷省吾
エドアルド・L・フォックス:タイソン大屋
2009年
アッシュ・リンクス:柄谷吾史
奥村英二:宮下雄也(RUN&GUN)
ディノ・F・ゴルツィネ:酒井高陽(劇団M.O.P.)
マックス・ロボ:田中照人
伊部俊一:山本健史
ショーター・ウォン/ラオ・イェン・タイ:古川貴生
フレディック・オーサー:加藤巨樹
ケイン・ブラッド:武原広幸
李月龍(ユーシス):田渕法明
アントニオ・ジェンキンズ:日ノ西賢一
チャールズ・ディキンソン:坂口修一
プランカ:横山敬
シン・スウ・リン:小野賢章
李王龍/李華龍/ドクター・マナーハイム:谷省吾
エドアルド・L・フォックス:タイソン大屋
マーピン:斉藤崇
スキップ/アスラン:山田諒
ストリート・キッズ、他:林明寛
ストリート・キッズ、他:江口紘一
2012年
磯村洋祐(劇団EXILE)と竹内寿のW主演で
アッシュ・リンクス:磯村洋祐(劇団EXILE)
奥村英二:竹内寿
フレデリック・オーサー:國定拓弥(新選組リアン)
李月龍(ユーシス):木村敦
ショーター・ウォン:柏木佑介
マックス・ロボ:比佐一平
シン・スウ・リン:織田和晃(Studio Life)
スキップ:千大佑(EMBLEM)
李王龍:加瀬信行
アレクシス・ドースン:仲里勇人
エイブラム・ドースン:安藤亮司
ドクターマナーハイム:北出寛
ジェンキンズ警部:お宮の松
チャーリー・デイキンソン:村田賢二郎
グリフィン・カーレンリース:田中稔彦
スティーブ:井吹カケル
アレックス:倉冨尚人(EMBLEM)
伊部俊一:柳憂怜
ブランカ:石垣佑磨
ディノ・ゴルツィネ:市川勇
まとめ
今回は、バナナフィッシュのアニメ化に際して
声優陣への期待、原作のモチーフとなった小説や
キャラクターのデザインモデル、
過去の舞台でのキャストについてまとめてみました。
今はただ、声優陣が気になるところですが、
せっかくなので期待して発表を待ちたいですね^^
では、最後まで読んでくださりありがとうございます。
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